
カリマーは、1946年に英国で誕生した老舗アウトドアブランド。もともとはサイクルバッグメーカーでしたが、その技術が登山家たちの間で評判となり、リュックサックを作るようになりました。
ブランド名の由来は「carry more(もっと運べる)」から来ており、その名の通り、タフさと使い勝手の良さには定評があります。
そんな
「登山でも街でも使いたい」と思わせる仕上がりです。

今回ご紹介するのは、カリマーのウエストバッグの中でも特に長く愛用されている「VT hip bag R」。
登山はもちろん、旅行や普段使いにもぴったりな万能モデルです。
この「VT hip bag R」の魅力をもっと深く知るために、実際に私が使ってみて感じたおすすめポイントを詳しくご紹介していきますね!
ここからは「VT hip bag R」を実際に山で使ってみて、「お、これいいな」と感じたポイントをお伝えしていきます。
特に雨上がりのムシっとした山道という、ちょっと厳しいシチュエーションは、このウエストバッグの真価を知る絶好の機会となりました。

今回使ったのは、雨上がりで湿気の多い山道。
ムシっと汗ばむようなコンディションの中でも、「VT hip bag R」は腰にフィットして、でした。
一見足上げの邪魔になりそうですが、腰でしっかり固定されているので、気にせず歩くことができます。
ただ、下りの際は足元が少し見えにくく感じる場面があるかもしれないので、その点だけは注意して歩いてくださいね!
このバッグの特徴は、機能がとてもシンプルなこと。
必要最低限の、でもかゆい所に手が届く機能がちゃんと搭載されているので、とても使いやすいんです。


このバッグ、
財布やスマホ、500mlのペットボトル、さらにはレインジャケットまで入れてみましたが、それでもまだ余裕がありました(写真右)。どんだけ入るねん!と思わずつっこみたくなる収納力。
付属のショルダーベルトもしっかりしているので、これだけ荷物を入れても肩や腰に負担を感じにくいのが嬉しいポイントです。

付属のショルダーベルトを使えば、ウエストバッグからショルダーバッグへ早変わり。
なので、旅行先や普段使いにも馴染みます。
ジッパーの引き手が、アクセントになっていてオシャレですよね。

普段リュックのみで登山をする人は、サブバッグって必要……?と感じるかもしれません。
私もその一人でしたが、実際に山道を歩いていて感じたのは、「これって、アリじゃない……?」ということでした。
行動食や飲み物、カメラなど、頻繁に出し入れするアイテムをウエストバッグに収納すれば、からです。
立ち止まらずに行動を続けられるというのは、思った以上にストレスがなく快適!

リュックとの併用時は、先にウエストバッグを装着してから、その下にリュックのウエストベルトを巻くと、ベルト同士が干渉せず快適に使えます。

山小屋に荷物を置いてちょっとした散策に出かけたいときや、休憩中にトイレや売店に立ち寄るときなど、。
トレッキングポールを使う場面でも邪魔にならず、アタックザックの代わりとしても活躍してくれます。
ショルダーベルトを使わなくても斜めがけでき、より背中にフィットした状態で背負えるのもいいですよね!

登山だけでなく、旅行先での街歩きや普段の外出時にも使いやすいサイズ感とデザイン。
カジュアルな見た目でコーディネートを選ばず、汎用性の高いバッグとして年中活躍してくれること間違いなしです。

カリマーのウエストバッグは、登山でも街でも大活躍する万能アイテム。リュックと併用すれば、行動中の荷物管理もぐっとラクになります。
これからの登山や旅行のお供に、ぜひ連れて行ってみてはいかがでしょうか?